ピアノ発表会向けクラシック曲難易度一覧
全音ピアノピースの曲の中から、発表会などでよく弾かれる人気クラシック
ピアノ曲の難易度を、独自に考察してみた。全音の難易度は、おそらく「音楽性」の
難易度で区別しているので、「技術的な難易度」で難易度分けしてみます。
難易度の説明
A 音符の数も少なく、技術的には初心者でも簡単
B 音符の数は少なく、技術的には初心者でも弾くことができる
C 技術的には少々難しいが、初心者でも弾くことができる
D 技術的には難しく、初級と中級の分かれ道
E 技術的に相当難しい。上級者向けの曲
F 技術的にはこの上なく難しい。大変な練習を要する
※そのランクの中でも難しい曲は赤字表記
・アラベスク(ブルグミュラー)
・エリーゼのために(ベートーヴェン)
・大雷雨(ブルグミュラー)
・シュタイヤー舞曲(ブルグミュラー)
・ユモレスク(ドヴォルザーク)
・トロイメライ(シューマン)
・ジプシーの踊り(リヒナー)
B(練習期間の目安:1か月から2か月)
・トルコマーチ(モーツァルト)
・月光(ベートーヴェン)
・乙女の祈り(パダジェフスカ)
・月の光(ドビュッシー)
・アラベスク(ドビュッシー)
・亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
・愛の挨拶(エルガー)
・楽興の時(シューベルト)
・さらばピアノよ(ベートーヴェン)
・歌の翼にのせて(メンデルスゾーン)
・ヴェニスの舟歌(メンデルスゾーン)
・花の歌(ランゲ)
・調子のよい鍛冶屋(ヘンデル)
・ノクターンOp.9-2(ショパン)
・子犬のワルツ(ショパン)
C(練習期間の目安:2か月から2か月半)
・キラキラ星変奏曲(モーツァルト)
・雨だれ前奏曲(ショパン)
・ワルツOp.64-2(ショパン)
・葬送行進曲第三楽章(ショパン)
・舟歌(チャイコフスキー)
・カノン(パッヘルベル)
・アヴェマリア(シューベルト)
D(練習期間の目安:3か月~)
・華麗なる大円舞曲(ショパン)
・幻想即興曲(ショパン)
・軍隊ポロネーズ(ショパン)
・ソナタ.テンペスト(ベートーヴェン)
・ソナタ.悲愴(ベートーヴェン)
・ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)
・ため息(リスト)
・愛の夢(リスト)
E(練習期間の目安:4か月半~)
・ソナタ.熱情(ベートーヴェン)
・スケルツォ2番(ショパン)
・英雄ポロネーズ(ショパン)
・舟歌(ショパン)
・革命のエチュード(ショパン)
・黒鍵のエチュード(ショパン)
・別れの曲(ショパン)
・バラード1番(ショパン)
・バラード2番(ショパン)
・バラード3番(ショパン)
・エチュードOp25-1(ショパン)
・ハンガリー狂詩曲(リスト)
F(練習期間の目安:6か月~)
・木枯らしのエチュード(ショパン)
・バラード4番(ショパン)
・アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ(ショパン)
・幻想ポロネーズ(ショパン)
・エチュードOp.10-4(ショパン)
・ラ・カンパネラ(リスト)
発表会でおすすめの曲にチャレンジ!
初級オススメ曲
【子犬のマーチ】
速い曲なので、一見難しいと思いきや、実は複雑な指の動きを要求されないので、
練習すれば必ず弾けるようになります。
ショパンの入門曲として、ぜひぜひチャレンジしてみてください。
中級オススメ曲
【革命のエチュード】
言わずと知れたショパンエチュードの超有名曲です。
この曲、実はそんなに難しくありません。
聴く人に与えるインパクトを考えると、とてもお得な曲だといえます。
左手の速い動きも、練習すれば上達しますし、そんなに複雑な構成になっていないので、
ぜひチャレンジしてみてください!
上級オススメ曲
【ラ・カンパネラ】
この曲が弾けたら、正直めちゃくちゃかっこいいです!
曲の構成は、変奏曲と似ており、「あの有名なフレーズをどんどんアレンジして
いって最後に盛り上がる」といった感じの構成です。
じつは、この曲で一番難しいのは最初の部分から中盤にかけてかもしれません。
右手の飛躍と、連打は確かに難しいです。
しかし、後半になるにつれてどんどん弾きやすくなります。
ラストの一番の盛り上がりの場所がこの曲で一番の聴かせどころでもあり、
この曲の中では簡単な部分でもあります。
聴く人に与えるインパクトでいえば、革命にも勝るこの曲はじつは
お得な曲でもあったりします。
なお、この難易度表は、随時更新していきます
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